2017 春 ≪伝道礼拝へのお招き≫

 5月の伝道月間のテーマは、「航海」です。人生を航海に例えたり、教会のシンボルが船になったりするのは、砂漠の遊牧民の中から生まれたキリスト教にとっては、かなり後の時代となりますが(この砂漠の民はよほど海が恐ろしかったらしく、世界の終末を語るヨハネの黙示録第20章の終わりで早々と海は消えます。「パラダイス」というと南太平洋の島のようなイメージを抱きがちな私たちには実に意外なことですが…)、それでも旧約にも新約にもわずかながら「航海」の物語が残されています。
 荻窪教会の属する西東京教区は中野から奥多摩に伸びる細長い地域ですが、現在のところ人口は東側が多いのですが、中野、杉並といった「区」の地域の人口はせいぜいのところ横ばい、場合によっては減り始めています。西高東低なのです。ところが教会数はかつてのままで西側が少なく、西側に新たな教会を「開拓」していかなければと祈り続けてきました。現在、私たちの荻窪教会が祈りに覚え、支援し続けるこうした「開拓教会(伝道所)」は「立川からしだね伝道所」(立川駅北側)と「八王子ベテル伝道所」の2つです。2017年度の春の伝道礼拝は「立川からしだね伝道所」の道家紀一牧師に、秋の伝道礼拝は「八王子ベテル伝道所」の千原創牧師をお呼びします。
道家紀一牧師は日本基督教団の「総務幹事・総幹事事務取扱」という役職を担いながら多忙な日々の中で、西東京教区が進めている「立川からしだね伝道所」の「開拓伝道」を続けておられます。伝道所の大変な「航海」を心に刻みながら、その航路を支えて下さっている主イエス・キリストと神の働きを伝える聖書のメッセージと向かい合います。
 混迷するこの時代の嵐の「航海」のただ中で、私たちが「共におられる神」に気づいているのか?聖書の語る言葉に耳を傾け、立ちどまって考えてみませんか。

5月14日(日) 伝道礼拝 午前10時30分~
「迷走船の行方」 荻窪教会牧師 小海(こかい) 基(もとい) 
東北学院大学キリスト教学科、東京神学大学大学院修了、当荻窪教会牧師に就任。1989年~1991年イーデン神学校留学。農村伝道神学校講師。小諸いずみ会「いのちの家LETS」理事長。『こどもさんびか』の作曲、『讃美歌21』編集、著書に『聖餐 イエスのいのちを生きる』(新教出版社 共著)、『牧師とは何か』(日本キリスト教団出版局 共著)などがある。

5月21日(日) 伝道礼拝 午前10時30分~
「この船は沈まない」 
立川からしだね伝道所牧師 道家(どうけ) 紀一(のりかず)
1960年名古屋市に生れる。1989年東京神学大学を卒業、四国教区小松島教会、西東京教区井草教会に仕えた後、2014年から教団事務局総務幹事に就任、併せて、立川からしだね伝道所の主任牧師(兼務)を務め、現在に至る。

5月28日(日) 伝道礼拝 午前10時30分~ 
 「たとえ船は沈んでも」 
荻窪教会副牧師 龍(りゅう)口(ぐち) 奈(な)里子(りこ)
関西学院大学大学院修了後、塚口教会担任教師。
1985年~ 東京女子大学キリスト教センター宗教主事。1993年~ 当荻窪教会副牧師。

2016年秋の伝道礼拝へのお招き

11月の伝道月間のテーマは、「逆説の神」です。「予定調和」の「順説の神」と違って、ひとひねりある表現でしか語れない救い主の存在こそ、実は真実なのではないでしょうか。
今回の伝道礼拝は、久しぶりの他教派からのゲスト、東大和市にあるカンバーランド長老キリスト教会めぐみ教会を牧しておられる荒瀬牧彦先生です。先生はカンバーランド長老教会の礼拝改革の中心として活躍され、礼拝書特別委員会委員長として画期的な礼拝式文『神の民の礼拝』(一麦出版社2007年)を刊行し注目され、その後日本聖書神学校で礼拝学・実践神学の教師としても活躍しておられます。私たちの荻窪教会は縣洋一伝道師(蒔田教会)に引き続いて星野香神学生が日本聖書神学校で学びを続けていますが、困難な経営を続けるこの神学校を覚え、支援する時としたいとも考えています。
午後の教会全体修養会では「一つの食卓、たくさんの理解」と題して、現在日本基督教団をにぎわしている「聖餐問題」について他教派からの新しい視点で講演していただきます。私たちの日本基督教団が、主イエス・キリストのからだなる教会として、ぶれない軸足で、対話的な群れを形成できるように、もう一度聖書の言葉に耳を傾けましょう。

説教(日本キリスト教団荻窪教会)

11月13日(日)10時30分~     日本聖書神学校 荒瀬 牧彦
「あきらめの悪い神」

11月20日(日)10時30分~    荻窪教会副牧師 龍口 奈里子
「黙していられない神」

11月27日(日)10時30分~       荻窪教会牧師 小海 基
「他人は救っても、自分を救えない神」

2016年6月4日(土)14:00 ムジカ・フェリチタ 1st コンサート -Musica Felicita 1st Concert-

2016年6月4日(土)14:00
ムジカ・フェリチタ 1st コンサート
-Musica Felicita 1st Concert-

星野知子(バロック・オーボエ、リコーダー)
神山敦子(チェンバロ)
北田契子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

Program
J.B.ボワモルティエ
オーボエとヴィオラ・ダ・ガンバのためのトリオ・ソナタ ホ短調 Op.37-2
C.F.アーベル
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番ハ長調 WKO 141
G.Ph.テレマン
リコーダーとチェンバロのための
トリオ・ソナタ変ロ長調 TWV42:B4「音楽の練習帳」より
C.P.E.バッハ、J.S.バッハ他

於:日本キリスト教団荻窪教会 入場無料
14:00開演(13:30開場)
お問合せ:hautboy.2pn@gmail.com(星野)

≪東京バッハ合唱団特別演奏会≫を荻窪教会で開催 2016年7月2日(土)14時から(入場無料)

日本エキュメニュカル協会 2016年度 第22回エキュメニュカル功労賞受賞!
≪東京バッハ合唱団特別演奏会≫~器楽アンサンブルとオルガンと合唱~
7月2日(土) 午後2時~
(*:日本語演奏本邦初演)
Vn 中川典子、VC 木島洋一郎、Org 石川優歌
BWV 81《主イエス眠り いかにすべき》
BWV 148 《み名の栄光を讃えよ》*
BWV 508 アリア《かたえに主いませば》*
BWV 140 《目覚めよと呼ばわる 物見の声》

於:日本キリスト教団荻窪教会:入場無料

2016年 春 伝道礼拝へのお招き

2016年 春 ≪伝道礼拝へのお招き≫

 2016年5月の伝道月間のテーマは、「インマヌエル―神われらと共にいます」です。「インマヌエル」というのはヘブライ語ですが、この言葉こそ旧約と新約をひとつに結び合わせるテーマなのだと言った聖書学者もいます。この恵みの知らせを旧約聖書の預言者イザヤはイザヤ書7~8章で立て続けに3回預言していますし、新約聖書の最初の書物であるマタイによる福音書は1章のはじめで、この預言が成就した出来事こそがイエス・キリストの出来事なのだと語り、28章はイエス・キリストの約束の言葉としてこの言葉をもって結ばれます。
 一方で私たちの現代社会ではむしろこの恵みの言葉と正反対の叫びに満ちています。「神はどこにおられるのか?」、「神は沈黙しておられる!」、「神は遠く離れておられる!」…。
 果たして私たちはそのどちらの現実に生かされているのでしょうか?今回の伝道礼拝はこの聖書の中心のメッセージと向かい合います。

 今回説教者としてお招きする深沢教会の齋藤篤牧師は、若い日にカルト宗教の被害を経験し、そこから献身され、ドイツのケルン・ボン日本語教会等で牧会されてこられた先生です。

 混迷するこの時代のただ中で、私たちが「共におられる神」に気づいているのか?
 聖書の語る言葉に耳を傾け、立ちどまって考えてみませんか。

5月8日(日) 午前10時30分~
「インマヌエルー神われらと共に」

荻窪教会牧師 小海 基(こかい もとい) 
東北学院大学キリスト教学科、東京神学大学大学院修了、当荻窪教会牧師に就任。
1989年~1991年イーデン神学校留学。農村伝道神学校講師。小諸いずみ会「いのちの家LETS」理事長。『こどもさんびか』の作曲、『讃美歌21』編集、著書に『聖餐 イエスのいのちを生きる』(新教出版社
共著)、『牧師とは何か』(日本キリスト教団出版局 共著)などがある。

5月15日(日) 午前10時30分~
「いつまでも共におられる主」
荻窪教会副牧師 龍口 奈里子(りゅうぐち なりこ)
関西学院大学大学院修了後、塚口教会担任教師。
1985年~ 東京女子大学キリスト教センター宗教主事。
1993年~ 当荻窪教会副牧師。

5月22日(日) 午前10時30分~ 
「あなたがどこに行っても」 
深沢教会牧師 齋藤 篤(さいとう あつし)
1976年福島県福島市に生まれる。キリスト教系カルト教団の信者を経て、大学生の時に教会の門をたたく。2000年2月にクリスチャンとなり、翌年日本聖書神学校へ入学。卒業後、2006年より岩本教会(静岡県富士市)、2012年よりケルン・ボン日本語キリスト教会(ドイツ)牧師をそれぞれ歴任。2015年より現職。

日本エキュメニュカル協会 2016年度 第22回エキュメニュカル功労賞受賞!
≪東京バッハ合唱団特別演奏会≫~器楽アンサンブルとオルガンと合唱~
7月2日(土) 午後2時~
(*:日本語演奏本邦初演)
Vn 中川典子、VC 木島洋一郎、Org 石川優歌
BWV 81《主イエス眠り いかにすべき》
BWV 148 《み名の栄光を讃えよ》*
BWV 508 アリア《かたえに主いませば》*
BWV 140 《目覚めよと呼ばわる 物見の声》

於:日本キリスト教団荻窪教会:入場無料

教会バザーの開催:2016年1月24日(日)12時30分~

荻窪教会で、下記の通りバザーを開催します。
どなたでもお気軽にお越しください。

日時:2016年1月24日(日) 12時30分~14時30分
場所:荻窪教会

売り物:
食堂(ランチセット・ケーキセット)
手作り食品・衣類 など 
良いもの、たくさん     

エコバックをご持参ください。
駐車場はありません。お車でのご来場はご遠慮ください。

以上

2015年 秋 ≪伝道礼拝へのお招き≫

2015年 秋 ≪伝道礼拝へのお招き≫

 10月の伝道月間のテーマは、「軸足をしっかりと定めた生」です。敗戦後70年目を迎えたこの年、私たちの社会は原点を見失い、一種の漂流現象に陥っていないでしょうか。なんとなく周りに合わせ、流されていくのではなく、ひとりの自立した存在として、他の人はどうであろうと、信念、信仰、ポリシーを貫いて、生きぬいていくという生き方、聖書の信仰は、いつの時代も「真理」に根差す「自由」への「決断」を求めます。人生全てを賭けた「決断」です。
 今回の伝道礼拝は、四谷にある千代田教会の戒能信生牧師です。先生は東京神学大学の神学生であった当時、学生自治会の副委員長であったこともあり、1970年3月の東神大機動隊導入の際に逮捕され、懲役6か月、執行猶予2年という判決を受けることになります。東神大中退後、立教大学キリスト教学科を卒業後、「信徒伝道者」として板橋大山伝道所、深川教会、教師検定試験により牧師となり、東駒形教会牧師を経て、この4月から千代田教会で牧会される方です。神学生時代に歴史神学の大御所石原謙博士(元東京女子大学長)の書生をしていたこともあり、独学で日本キリスト教史研究をきわめ、元日本基督教団宣教研究所教団資料編集室長として5巻にも及ぶ画期的な『日本基督教団資料集』の編纂に当たり、現在では日本聖書神学校、農村伝道神学校、東京バプテスト神学校等でも教えておられる専門家でもあります。午後の教会全体修養会では「敗戦後70年の教団の宣教と課題」と題して講演していただきます。私たちの日本基督教団が、主イエス・キリストのからだなる教会として、ぶれない軸足で、対話的な群れを形成できるように、もう一度聖書の言葉に耳を傾けます。
 混迷するこの時代のただ中だからこそ、聖書の語る言葉に目を留め、立ちどまって考えてみませんか。

10月11日(日) 午前10時30分~
「駆け抜ける生」
千代田教会牧師 戒(かい)能(のう) 信生(のぶお)
 1947、愛媛県生まれ。深川教会、東駒形教会を経て、2015年4月から北支区千代田教会牧師。元・日本基督教団宣教研究所教団史料編纂室室長、日本聖書神学校、農村伝道神学校、東京バプテスト神学校講師、『時の徴』編集同人。著・編書『日本基督教団史資料集』第1‐5巻(教団出版局、1997‐2001年)、『ラクーア その資料と研究』(共著、キリスト新聞社、2007年)、『戦時下のキリスト教』(共著、教文館、2015年)

10月18日(日) 午前10時30分~
「たちどまる生」
荻窪教会副牧師 龍(りゅう)口(ぐち) 奈(な)里子(りこ)
 関西学院大学大学院修了後、塚口教会担任教師。
 1985年~ 東京女子大学キリスト教センター宗教主事として勤務。
 1993年~ 当荻窪教会副牧師。

10月25日(日) 午前10時30分~ 
「たちかえる生」 
荻窪教会牧師 小海(こかい) 基(もとい) 
 東北学院大学キリスト教学科、東京神学大学大学院修了、当荻窪教会牧師に就任」。
 1989年~1991年イーデン神学校留学。農村伝道神学校講師。小諸いずみ会理事長。「こどもさんびか」の作曲、「讃美歌21」編集、著書に「聖餐 イエスのいのちを生きる」(新教出版社 共著)、「牧師とは何か」(日本キリスト教団出版局 共著)などがある。

≪ミリアムの会 特別集会≫
10月18日(日) 午後1時~ 
「HIV/AIDSについて話したことがありますか ~HIV/AIDSの現状~」
講師 カトリック中央協議会HIV/AIDSデスクより
河野小夜子(2010年9月よりデスク委員、看護師、助産師)
伊藤和子(2003年4月より事務局)

東京バッハ合唱団コンサート「バッハの合唱音楽」を開催します。

東京バッハ合唱団<3.11 被災地訪問演奏=福島県・南相馬公演>
報告コンサート@すぎなみ
バッハの合唱音楽
[南相馬公演(第112回定期演奏会)の演目による。 日本語演奏・大村恵美子訳詞]

第1部:南相馬ツアー 報告ビデオ上映
第2部:Johan Sebastian Bachの合唱音楽

日時:2015年9月26日(土) 14時開演(13時30分会場、16時終了)
入場料:無料(被災地への献金を受け付けます)
場所:荻窪教会

主催・問い合わせ 東京バッハ合唱団
http://bachchor-tokyo.jp

2015年・春 伝道礼拝へのお招き

5月の伝道月間のテーマは〈真理と自由〉です。主イエス・キリストは「真理はあなたたちを自由にする」(ヨハネ8:31)と言われました。「真理」に基づかない偽りの「自由」は本当の「自由」ではありません。聖書の信仰は、いつの時代も「真理」に根差す「自由」への「決断」を求めます。  
今回の伝道礼拝には、横須賀にある船越教会の北村慈郎牧師をお招きします。先生は横浜の紅葉坂教会で牧師をされ日本基督教団常議員をしていた最中であった2010年1月26日の公告で、日本基督教団議長により一方的に「牧師免職」処分を受けます。先生の「処分撤回」と「名誉回復」を求める声が絶えることはありません。
主イエス・キリストの語られたように「真理」に基づく「自由」へと立ち帰る聖書の言葉に耳を傾けます。混迷するこの時代のただ中だからこそ、深く原点から語る聖書の言葉に目を留め、立ちどまって考えてみませんか。初めて教会を訪ねるという方、どなたでも参加できます。

◆ 5月10日(日)午前10時30分~
「真理による自由」 北村慈郎先生(船越教会牧師)
◆ 5月17日(日)午前10時30分~
「真実」      龍口奈里子先生(荻窪教会副牧師)
◆ 5月24日(日)午前10時30分~
「自由」 小海 基先生(荻窪教会牧師)