11月の伝道月間のテーマは、「逆説の神」です。「予定調和」の「順説の神」と違って、ひとひねりある表現でしか語れない救い主の存在こそ、実は真実なのではないでしょうか。
今回の伝道礼拝は、久しぶりの他教派からのゲスト、東大和市にあるカンバーランド長老キリスト教会めぐみ教会を牧しておられる荒瀬牧彦先生です。先生はカンバーランド長老教会の礼拝改革の中心として活躍され、礼拝書特別委員会委員長として画期的な礼拝式文『神の民の礼拝』(一麦出版社2007年)を刊行し注目され、その後日本聖書神学校で礼拝学・実践神学の教師としても活躍しておられます。私たちの荻窪教会は縣洋一伝道師(蒔田教会)に引き続いて星野香神学生が日本聖書神学校で学びを続けていますが、困難な経営を続けるこの神学校を覚え、支援する時としたいとも考えています。
午後の教会全体修養会では「一つの食卓、たくさんの理解」と題して、現在日本基督教団をにぎわしている「聖餐問題」について他教派からの新しい視点で講演していただきます。私たちの日本基督教団が、主イエス・キリストのからだなる教会として、ぶれない軸足で、対話的な群れを形成できるように、もう一度聖書の言葉に耳を傾けましょう。
説教(日本キリスト教団荻窪教会)
11月13日(日)10時30分~ 日本聖書神学校 荒瀬 牧彦
「あきらめの悪い神」
11月20日(日)10時30分~ 荻窪教会副牧師 龍口 奈里子
「黙していられない神」
11月27日(日)10時30分~ 荻窪教会牧師 小海 基
「他人は救っても、自分を救えない神」