2016年 春 ≪伝道礼拝へのお招き≫
2016年5月の伝道月間のテーマは、「インマヌエル―神われらと共にいます」です。「インマヌエル」というのはヘブライ語ですが、この言葉こそ旧約と新約をひとつに結び合わせるテーマなのだと言った聖書学者もいます。この恵みの知らせを旧約聖書の預言者イザヤはイザヤ書7~8章で立て続けに3回預言していますし、新約聖書の最初の書物であるマタイによる福音書は1章のはじめで、この預言が成就した出来事こそがイエス・キリストの出来事なのだと語り、28章はイエス・キリストの約束の言葉としてこの言葉をもって結ばれます。
一方で私たちの現代社会ではむしろこの恵みの言葉と正反対の叫びに満ちています。「神はどこにおられるのか?」、「神は沈黙しておられる!」、「神は遠く離れておられる!」…。
果たして私たちはそのどちらの現実に生かされているのでしょうか?今回の伝道礼拝はこの聖書の中心のメッセージと向かい合います。
今回説教者としてお招きする深沢教会の齋藤篤牧師は、若い日にカルト宗教の被害を経験し、そこから献身され、ドイツのケルン・ボン日本語教会等で牧会されてこられた先生です。
混迷するこの時代のただ中で、私たちが「共におられる神」に気づいているのか?
聖書の語る言葉に耳を傾け、立ちどまって考えてみませんか。
5月8日(日) 午前10時30分~
「インマヌエルー神われらと共に」
荻窪教会牧師 小海 基(こかい もとい)
東北学院大学キリスト教学科、東京神学大学大学院修了、当荻窪教会牧師に就任。
1989年~1991年イーデン神学校留学。農村伝道神学校講師。小諸いずみ会「いのちの家LETS」理事長。『こどもさんびか』の作曲、『讃美歌21』編集、著書に『聖餐 イエスのいのちを生きる』(新教出版社
共著)、『牧師とは何か』(日本キリスト教団出版局 共著)などがある。
5月15日(日) 午前10時30分~
「いつまでも共におられる主」
荻窪教会副牧師 龍口 奈里子(りゅうぐち なりこ)
関西学院大学大学院修了後、塚口教会担任教師。
1985年~ 東京女子大学キリスト教センター宗教主事。
1993年~ 当荻窪教会副牧師。
5月22日(日) 午前10時30分~
「あなたがどこに行っても」
深沢教会牧師 齋藤 篤(さいとう あつし)
1976年福島県福島市に生まれる。キリスト教系カルト教団の信者を経て、大学生の時に教会の門をたたく。2000年2月にクリスチャンとなり、翌年日本聖書神学校へ入学。卒業後、2006年より岩本教会(静岡県富士市)、2012年よりケルン・ボン日本語キリスト教会(ドイツ)牧師をそれぞれ歴任。2015年より現職。
日本エキュメニュカル協会 2016年度 第22回エキュメニュカル功労賞受賞!
≪東京バッハ合唱団特別演奏会≫~器楽アンサンブルとオルガンと合唱~
7月2日(土) 午後2時~
(*:日本語演奏本邦初演)
Vn 中川典子、VC 木島洋一郎、Org 石川優歌
BWV 81《主イエス眠り いかにすべき》
BWV 148 《み名の栄光を讃えよ》*
BWV 508 アリア《かたえに主いませば》*
BWV 140 《目覚めよと呼ばわる 物見の声》
於:日本キリスト教団荻窪教会:入場無料